頼長さまBL日記
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頼長さまBL日記

安曇もか

頼長さまありがとう

ネタバレ
2025年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ SNSで藤原頼長の男色について自ら書いた日記があるとの情報を受け、教えてもらった漫画がこちら。
『台記』を元に、BL要素をかいつまんで描かれています。あくまで日記なので、ここから妄想が膨らむ感じでしょうか。
印象に残ったのは随身(側近)である秦公春。主従関係というのがまず燃えますし、病の時に禁欲したり祈祷したり写経したりと尽くしているのが甲斐甲斐しくて良い!色恋の多い頼長が禁欲するほど大切だったんだなぁと。
その後公春が亡くなって自暴自棄になっているのも萌えポイントでした。
あとは源義賢。公家と武士のカップリングって良くないですか!?しかも頼長が抱こうとして抱かれているのが萌えました!笑
頼長、リバだったのね。
当時の色恋の価値観が現代とは違うのがわかります。
こちらには女の子の記載は全くありませんが、きっと女の子って文字通り子供を産む人でしかなかったのかなと。娯楽、政治、全てが男性で事足りる世の中だったのではと想像しました。
本人も、こんなに時代が後になってキャッキャ言われているとは思わないでしょう。ありがとうございます。
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