切なさと、モヤモヤと





2025年7月14日
クラブのホールで働く緒方と、客のサヤの話。おげれつさんは「はだける怪物」読んで作者買いです。重くて痛いのかなって覚悟して読んだけど、そこまでではなくてホッ。ゲイのサヤの過去が痛々しすぎて辛い。緒方がひるんだ後の「はは、へんなかお」とサヤが言うシーン、これにはくらいました…そしてその後の涙…ダンプに轢かれたかと思う衝撃。サヤが健気で切なくて、もう、緒方、お前ーーー!って怒り心頭。最後まで面白かったです。面白かったけど、モヤモヤすることがあって、緒方は最初ダメだったのになぜ次はスムーズにフエラできたのか。あと、元ボクサーはなぜ無抵抗だったのか、問題起こしてプロ剥奪されたはず、一応プロ意識持ってたのか?罪悪感から?あと、51Pでサヤが「あざおくーん」って言ってるんだけど、この台詞の意味が分からず…クラブ用語?やはり特に緒方の変わり身に付いていけずで、モヤモヤしました。面白かったけど。題名はとても素敵で、アンバーって琥珀色のって意味で、キラキラしてるサヤが浮かんできました。作者買いは今後はしないかなー。

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