このレビューはネタバレを含みます▼
志村先生のふんわりした絵柄で、キラキラした少年少女たちが、ズブズブな本音で言い合う姿にズドンと撃ち抜かれました。ホント若くて可愛い思春期女子は罪だわ…見た目カッコいい思春期男子をあれだけカッコ悪くさせるんだから笑。
フォーカスされるのは少年少女だけではなくて、それを見守る親たちも。特に、お墓の前で繰り広げられる亡くなったお父さんの、愚痴のような、祈りのような存在感が良い。少年少女を描きながら、実はかつて少年少女だった親世代のこもごもを描かれてるのが上手いと思います。