おまえでダメならもうダメだ
」のレビュー

おまえでダメならもうダメだ

未散ソノオ

すっっっご……

ネタバレ
2025年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 未知の星で、宇宙人が4人ヒトの形になって、泣いたり笑ったり喋ったり食べたり仕事したりセッ◯スしたりしてるのを、地球から覗き見ていた気分です。

未散ソノオさんについて知りたい…!
(フォントサイズ最大、極太、集中線付き!)

「温泉で〜」がずっと気になりつつ、今回こちらでソノオ作品デビューを果たしたわけですが、読後は一言で言うならショックを受けました。ネガティブな意味ではありません。あ、衝撃といえばいいのか。
特にミトと伊勢島についてですね。とりわけ伊勢島。
ミトのような感性剥き出しタイプは、生き辛い人生だったろうなぁとは思うけど、もうそこはとっくの昔に通り過ぎた感じ。自分で自分のこと理解してるし今は達観の域にいる。幾という理解者も側にいるし、興味津々ではあるけど心配はしてない。「どうしようもない僕〜」未読の為、解釈間違っていたらすみません。
伊勢島は登場するたびドキドキした。いや目がハートのドキドキではなくて。ハラハラ?が近いか。彼はミトと違ってはたして本当の自分を解っているのか疑問だったから。彼の持つ鈍感力、嫌味でなく私が喉から手が出るほど欲しいものです。
彼がこの力をふと忘れる瞬間があったらどうしようと、それがハラハラの理由です。だって彼の置かれた環境かなりキツいですよね、八雲が心痛めるの当然です。そんな中当人は涼しい顔でいるから…。どうかそのまま鈍感でいて(馬鹿にしてません!)と願っていました。

ブツがお粗末、俺のつつましい尻◯、エノキとエリンギには大笑いさせてもらいました。この辺は私も馴染みある(?)笑えるBLの世界だったけど、キャラとかストーリーはオリジナリティに溢れ終始瞠目しながら読みました。
この独創性…すごい!!
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