ミギとダリ
」のレビュー

ミギとダリ

佐野菜見

趣味からはズレたけどよくまとまってて良い

ネタバレ
2025年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻183、2巻199、3巻185、4・5・6巻199、7巻207ページ。
独特なシュールさがあり、どこから突っ込めばいいのか(良い意味で)……と思いながら読みました。いやいやムリでしょとそうはならんやろの連続で、面白くはありました、が、自分のツボからはずれており、終始宙ぶらりんな気持ちになってしまったのが(自分側の問題として)残念。
キャラクター造形が、ドラマに合わせて作ってある感じで実在感が薄かったのも、自分の好みからズレました(ただこういう作風にはフィクション全振りでそういうキャラ作りもアリだとは思います)。
園山夫妻が良かったです。なぜかアメリカンな善良の塊、チェリーパイが甘そうでいいな。
あと、サリーをめぐる恋模様がなかなか倒錯的で、笑って済ませてはいけない闇を感じました。
……みっちゃんは……気の毒です……。
少しおまけの星4つ。
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