歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!
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歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!

保志あかり/大木戸いずみ/早瀬ジュン

6巻で⭐︎5→⭐︎3に

ネタバレ
2025年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻までとても面白く読んでいました。
転生悪役令嬢系だと、ヒロインは醜悪か間抜けに描かれがちですが、このヒロインは本当に正ヒロイン。
清く正しく美しく純粋でお花畑。ヒロイン補正によりポンコツなレベルでお花畑ですが、それで終わらず、自分の甘さを認識し、自分のヒロイン補正も認識して、成長していきます。斬新で面白いです。
そして最高の悪女になるためにそのヒロインを育てていくアリシアもかっこいい。王家に聖女の影として使われたり周りに悪く思われるのもわかる。
ですが6巻はなんなんでしょう。王子に危害を加えた罪の冤罪をかぶせて貴族を一人で国外追放、奴隷としてコロシアムに出させるって、どうかしてません?命の保障も皆無だし、公式の処罰でそこまで評判を地に落としたらもうどうにも自国じゃ生きていけませんよね。それを強いる王家もそれを許す家族も意味不明だし、王子は何を考えてるんだ?国外追放された人と結婚する気あるの?
一気に意味不明になって残念です。6巻でまともなのはヒロインだけ。
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