あくまでクジャクの話です。
」のレビュー

あくまでクジャクの話です。

小出もと貴

おもしろくて、あっという間。

ネタバレ
2025年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロワーさんのレビューを読んで気になり、無料になっている1巻目を読みました。予想通りおもしろかったです!
なんと言っても、生物に関する知識量がすごいです。作者さん自身がそちらにご縁があったのかしらと思うくらいです。こういう蘊蓄が好きな人にはたまらないと思います。
様々な生き物の生態を人間の社会での営みに絡めてきますが、説明の時の例えなんかも工夫されていておもしろく、ドンドン読んでしまいました。そして、タイトル通り、周囲の人は「いやでもそれは、その生き物に限った話だよね」と救いを求めたり、慰めたり、突っ込んだりしていて、タイトルもピッタリです。
又、容赦なく現実を突きつける阿加埜(特に後輩に厳し目 笑)が、好きな久慈先生には恥じらい、他の人に取られまいとする様子もかわいいなと思いました。先生に分別もあって良いです。2人の過去の邂逅話でも、持っていかれました。先生はいつ誤解に気がつくのでしょう?話の運びというかコマの見せ方というか、そういうのも上手くて「そっちかい」と思わず突っ込んでしまいました😊
楽しくお勉強ができる作品で、おすすめです!
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