中野家のはなし
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中野家のはなし

会川フゥ

どうしようもなく近くて遠い存在

ネタバレ
2025年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟って、一番近くにいるけれど「ここまで」の存在。
だから、どうあがいてもこれ以上はダメだとわかっていても、どうしても気持ちが言うことを聞いてくれない‥
そんな切ないシューヘイの気持ちが痛いほど伝わってきました。
気持ちをぶつけて体を重ねてきたシューヘイを、力ずくで跳ね除ける事もできたはずなのに受け入れてしまった兄、サトル。
泣きながら「もう俺には関わらないで」と言ったシューヘイに手を差し伸べたサトル。
サトルの気持ちは最後までわからないけれど、可愛い弟を手放す事ができずに、受け入れて愛する事を選んだのだ‥と私は思いたいです。
そして、常に不安に取りつかれながらも二人の世界に居続けたいと願うシューヘイ‥
私の中ではハピエンで、シューヘイには良かったねと言ってあげたい。
会川フゥ先生には明るく楽しく可愛い作品でウキウキさせて頂いていましたが、今作はじっくりと気持ちをかき乱されました。参りました。
ありがとうございました!
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