スリーピングデッド
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スリーピングデッド

朝田ねむい

編集部はスペイン語版をアルモドバルに

ネタバレ
2025年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 送って。ついでに他の作品も送って。

読後、一晩経って、唐突に、アルモドバルの『バッド・エデュケーション』のラストを思い出した。
そして映画を観た後に友人が言った「つらい話は現実だけでいい、物語の中ではしあわせな話が観たい」と言うコメントも。

ハッピーかバッドかを判断するのは、物語の登場人物たちと読んだ人だけ。読者を試す。人によってかなり感じ方に差のある作品だし、激しい描写も多く、読み手を選ぶ作品でもあると思う。

ゾンビものと思って船を漕いでいたら、全く違う岸辺に連れて行かれた。こんな気持ちになるとは。

不意に出てくる佐田の表情に惹き込まれる。感情を出しているのは主に間宮。

レビューなんて一生書くかと思っていたけど、アルモドバルが撮る朝田ねむい先生が観たくて、書いてしまった。編集部のみなさま、よろしくお願いいたします。
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