拈華を待っていた 【電子限定特典付き】
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拈華を待っていた 【電子限定特典付き】

吾瀬わぎもこ

想像をはるかに超えてきた!

ネタバレ
2025年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっと待ってまとまらない。伝えたいこと多すぎて、どけんしたらよかとかな
田鍋刑事×唯真(イサナ)僧侶
殉職した幼馴染の羣司(ぐんじ)を想いながら生きるイサナには、気に触る男がいた。それは羣司が可愛がっていた、後輩刑事の田鍋だ。憎しみも哀しみも愛した感情もすべて自分のものだと、侵すなという言葉たち。
表現が正しいかわからないけれど、イサナの歪んだ愛情表現が深すぎた。
も、まとまらないから箇条書き。

・イシンと変換できるのにイサナと呼ばせる小肉さ。それが鯨の別名、勇魚(イサナ)とかけてある素晴らしさ!
・焼きうどんめっちゃ美味しそうで、今晩のおかずは焼きうどんに決定したよね
・幼馴染の殉職。犯人への憤りに焦点をあてすぎず、そこを乗り越えていくふたりの想いを描くのがとても好きだった
・尻あなのホクロあるあるよね。セクシーよね。唯真のホクロ数えてみたかったよね
・ふたりともヘテロといいつつ、バイ寄り?! しかも唯真のベッドシーン女おるやん。たたんかったから許したるわ(ちょい地雷)
・タイトル秀逸。ねんげを待っていたって……ぐあっ、田鍋め!イサナのぐちゃぐちゃをたおりやがって、偉いぞ!しかし…タイトル読めないやつとか却下食らうのに、さすが作品が素晴らしすぎた、これは読みたくなるよ。しかも表紙最高やった
・今回潮ないんかな〜って思ってたら、ラストあったよね。ビュービューやったわ、好ち♥
・なんや体からの関係なのに、唯真と田鍋が心をかよわせていくステップがよすぎた。途中泣きすぎて手がとまったよね

と、いったんこれくらいにして。とにかく読んでください。吾瀬(わがせ)先生の作品はどれもいいけれど、今作は涙誘うし、(ラブシーンをほどほどにして)ドラマ化していいくらいだから!
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