恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
」のレビュー

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

雲行きが怪しい

ネタバレ
2025年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 未明の地から戻ってからの雲行きが怪しくなってきた。
待ちわびていたロイドとウィスの関係は両片想いから進展しない(笑)
姫とは結婚できないと固く決意を示したにも関わらず、当の両人はお互いに気持ちを伝えないものだからすれ違っているのがもどかしい。
ロイド自身の行動はどう考えても今までの恋人たちへの態度とはまるで違うため、周りから見たら大好きなのバレバレなのだが、主人公はロイドのそういった過去をしらないのでまるで伝わっておらず。これが、両片想いというやつなのか…。
ロイドがウィスに、2人で湖畔の別荘?とかで住もう、と提案してるがお前らどんな関係やねん!て突っ込まずにはいられない。まずそこを解決してから提案しろよ(笑)
7巻が出て、そこら辺の関係性に少しは変化があることを期待したが、新たな弟子が増えてまたまた雲行きが怪しくなり。剣とか蝶とか人間以外にもジェラるロイド君(笑)いったいどんな顔をするやら。それはそれで面白そうではあるが、その顔を拝めるのは9巻とか10巻とかかなぁ。
8巻ではまだまだ2人の関係性に進展はなさそうな予感。ティグラの子供のがどうやらこちらの地に転移してきたようなので、次の巻ではそこら辺にスポットがあたるのかな?
作者さんは脇役たちのエピソードもしっかり入れてくるので(そこにヒントがあったりするんだけれども)
進展遅い~と嘆いている方はあまり期待せず待った方がよいかと思います。
完結まではまだまだ時間がかかりそうなので、気長に待ちたいです。
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!