このレビューはネタバレを含みます▼
＊続編読了
2人が付き合い始めてからの様子を見ることができてよかった！1番ぎゅんっ！と来たのは、朝目が覚めた瑛人からみた正孝のコマ！「朝日を背景に本片手に座る正孝」から瑛人の正孝に対する愛が伝わってきてとてもよかった！！！
＊単行本感想
哲学をテーマに、恋愛だけじゃなくて登場人物2人の生き方や考え方が表現されていた。正孝と瑛人は、趣味嗜好も何もかも真反対だけど、過ごすうちに互いへの理解が深まり、ピースがハマる様を見ているようで、まさに2人はお互いの魂の片割れに出会ったんだと感じた。全く似ていない2人だからこそ、これからも分からない部分があると思うけど、その度にたくさん話して理解を深めて、相手の自分と違う部分をそのまま愛していくんだろうなー！
一コマ一コマ、人物の感情を読み取ることができて、特に瑛人は喜怒哀楽が表情には出にくいはずなのに、正孝への感情ははっきりと伝わってきて、とてもよかった。顔の描き方？構図？とにかくわからんけど、無表情なはずなのに無感情じゃなかった！あと、瑛人視点のエピソードが途中に入ることで、より瑛人の考えや正孝の魅力を理解することができて、割と早々に正孝を好きになった瑛人が悶々とするところがよかった。
正孝は家庭環境から意外と自己肯定感が低かったけど、最終的には瑛人からの"尊敬"によって、勇気を出して研究発表にも挑戦したり、それまで自分の好きなものを他人の目を気にせずに追求することが難しかった正孝が、瑛人の影響で一歩踏み出すことができて感動した！
続きも読みたい〜！！
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG