ギヴン
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ギヴン

キヅナツキ

10th

ネタバレ
2025年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろあったけど、10年経って、夏冬もアラサーになったことに一番衝撃受けました!笑
本編で足りなかった部分が心に補完されて、買って良かったと満足。『ギヴン』ファン、過去ファンだった方にも満足していただける内容じゃないかなと思います。ただやっぱり「その後」を描いてるので、早足感は否めなかったかな? 本編で正直、物足りなかった夏冬の私生活、音楽への情熱、今も変わらない気持ちが描かれているので、夏冬ファンに特におすすめです。
個人的には、毛玉に翻弄されてる立夏が面白かった⋯⋯。子煩悩パパみたいで。ふたりで毛玉について語るシーンも良かったです。
立夏はいつまでもsyhのサポートやってて、それもうメンバーじゃん、と思ってみたり(笑)。真冬に負けないように走り続ける立夏が、変わってないところ、すきです。

9巻までのギヴンは、真冬が由紀の死を乗り越えて、立夏の手を取るまでの話だったので、10thはその後を描いてくれた先生に感謝しかないです!
胸がいっぱいなので、とりあえずここまで。終わったな~という実感を握りしめてます⋯⋯。

ちなみに大事なことなので書いておきますが、夏冬が体の関係を持っている、というコマはあります。が、濃厚な描写はありません。濃厚なキスシーンもありません。
それでもふたりが心から通じ合ってると感じる物語になってます。あとはそれぞれの頭の中の妄想で補完しましょう!

雨月ファンの皆さんへ。雨月のその後も出てきます。特に10年後の設定資料が面白かったです。

syhファンの皆さんへ。ふたりの活躍の場はどーんと広がってますが、ふたりのラブラブ度は変わってないようで相変わらずです。

秋冬ファンの皆さんへ。秋彦は大阪と東京に住んでいますが、どちらも事故物件です(笑)。

皆さん、お疲れ様です。
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