発情キスが止まらない野獣の愛人契約
」のレビュー

発情キスが止まらない野獣の愛人契約

猫野まりこ

シリーズ2作目

ネタバレ
2025年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染で一緒に野球をしていた受けと攻め。お互い両思いで信頼しきっていたのに、攻めの将来を考えて酷い別れ方をしてしまった受けは攻めの活躍をテレビや雑誌で見るたびに忘れられない想いを抱きながら罪悪感にも苛まれています。
ある日、仕事でCM起用するスポーツ選手が攻めになり幼馴染である受けに契約をとってきてほしいと上からのお達しが…。ずっと陰ながら野球選手としての攻めを身も守ってきたけど、きっと本人は恨んでるだろうな…と、2度と会わないつもりでいた彼への想いを引きずりながら久しぶりの再会をすると案の定攻めは怒り彷彿中。
始まりは拗れに拗れた関係で「契約」という言葉で求め合ってるんだけど、あくまで仕事の延長上というのがずっと着いて回るので甘い雰囲気は少ないです。ずーっと両思いなのに最後の方まで誤解が取れないので歯がゆい。その分、愛の告白は大歓声の中というダイナミックなものなので読後感はスッキリ!猫野先生の描く攻めは執着も独占欲も重いので大好き。受けちゃん壊れないかな?と心配になるくらい愛が多い笑。でも、そこに辿り着くまでの過程もなかなかに人間くさくて読み応えあります。
一作目のCPのちょっとした小話もあり得した気分。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!