愚か者のあいの唄
」のレビュー

愚か者のあいの唄

じゃのめ

自覚なく重い執着を持ってる

ネタバレ
2025年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他作品が好きだったので、こちらも。
思ったよりエロなし。な・の・に、ずっとセクシーな空気が漂っている。もう他には逃げ道がない追い詰められた感じから匂い立つ色気なのか?
バンドマンの世界と絵柄がマッチしていてずっとオシャレ。服とか髪型とかも個性的で好き。
舞台はいつなんだろ?ブラウン管テレビ、カセットテープ…1990年くらいか?シイナは名古屋弁だし…最近の若者は方言あんまり出ないよね。
最初はバンド仲間としての強めの友情なのかなって思ってましたが。違った。2人とも別の相手が居たからわからなかった〜!自分の気持ちを自覚出来ず迷子になって寄り道しつつも、重めの執着があります。自覚してからの流れも良かった。
最後の洗面台のとこで、ファスナーに、引っかかりそうだな〜ってのが気になっちゃいました。痛くないか…?
ま、でも2人が幸せそうだったので良かったです。
普段はこういう退廃的な雰囲気のものはあまり読まないので新鮮でした。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!