本なら売るほど
」のレビュー

本なら売るほど

児島青

良質

ネタバレ
2025年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何かで紹介されていて気になっていた。
若手の古本屋の話。本を取り巻く出来事や人生。
きっと、誰も知らない日常の人々のほんの一部のこと。
なのに、1話1話の結末に心が動かされる。

昔は、本は新刊で買うもの!と思っていた。
古書になると作者にも印税が入らないし😅
だけど、あるとき、どうしても読みたい本があり、古書しかないことを知り購入。そこから、学術書やニッチな業界の本は、まず古書を探すようになった。(日本の古○屋サイトにはお世話になっている!)
古本屋の雑多で混沌とした空間が好きだ。
して、自分も作中に出てくるジョージさんのように、買うことはあっても紙の本、マンガを売らない。四方を本棚にまみれた部屋はロマンで憧れ。叶ったのはロフトの三方を棚にすること。あとは3カ所に点在。
死ぬとき、息子は困るだろうから、売るのと寄付にしてくれと言ってある(笑)ジョージさんの秘秘密基地、いいなぁ✨

手放された本の背景にドラマがある。買い手はそんなことは知らない。いまのメル○リのように、売るために買うようなものではない。

うぅ〜悔しいが(なぜかw)、ハルタに載る作品は良質なものが多いと個人的に感じている。
UMAと書いて牛が描かれるようなシャツを来た店主の面もよい(笑)今度は、なんのシャツだ?と気になる。

まだ続く。嬉しいら限りだ。
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