午前2時まで君のもの
」のレビュー

午前2時まで君のもの

奥田枠

感動〜〜恋する気持ち21歳のまま。

2025年11月4日
作者さん買い。
いきなり感想。語りたい衝動。

とにかく、めちゃくちゃ良かった。本当に良かった。感動。感動。感動しました。
毎日の記憶を寝ると忘れてしまうミチ。キョウイチとは両想いなのに記憶障害のミチは、ある日アカリと結婚してしまう。でも21歳のままのミチはキョウイチの事が好きだからアカリの気持ちは受け止められても身体の関係は拒否する。
そしてキョウイチに会いに行っては『初めてセッ〇ス出来た。気持ちが通じ合って一緒になれた』と喜ぶミチ。
そして朝、目覚めて一からやり直し。

もう、キョウイチが切な過ぎて、切な過ぎて可哀想で⋯悲壮感が漂う表情でミチと会うのが見ていて辛かった〜(泣)(泣)(泣)

アカリさんは良い人なのだろうけど、記憶障害を簡単に考え過ぎていたようで、結局いつまで経ってもミチとは『新しい未来』が築けない絶望感で悩む。そして離婚。

永遠の21歳のミチの好きな人はキョウイチ。
そして今まで『待つ』事しかしなかったキョウイチは自分からミチの元へ行く。

簡単に考えれば毎日21歳のミチは永遠にキョウイチの事が好き。
もう、それだけで幸せな日々を送って生きて、いけるんだと思う。
毎日の出来事は忘れてもキョウイチの事が好きな事だけ憶えていれば『新しい未来』は手に入るんだと確信したラストでした。
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