このレビューはネタバレを含みます▼
初めてのコミックスでこれは期待してしまう。好きなお話の展開でした。
学生時代、先生に恋をしたひかげ（受）は思わず告白のような事を言ってしまうのですが、酷い言葉で傷つけられて対人関係が苦手に。それがキッカケで恋すら諦めていたけど、恋人を取っ替え引っ替えしてるクズ男の輝々（攻）と出会って一生縁がないと思っていたエッチを体験することに！？それからは「木曜に抱かれる」約束をし、いわゆるセフ◯関係になるんですが彼らのやりとり見てると相性いいのでは？と思ってしまうほど会話が面白いです（お互い嫌味言ってるんですけどケンカップルみたいで笑）。
輝々は来るもの拒まずだけど、「あ、こいつ無いわ〜」と思った瞬間相手のことも考えずに別れるというクズっぷり。だけど、男が好きだというだけで卑下されたくないから勉強も見た目も他の奴らより努力してる在り方は格好いいなと思いました。
そんな姿を少しずつ知ることで、ひかげの輝々を見る目も変わっていき気づけば頼る存在に…この2人の心情の揺れ動きがすごく良かったです。クズだった攻めが受けを溺愛するようになってく話好きな方オススメです。
途中、ひかげの心に傷を負わせた先生も出てくるんだけど、こちらのキャラも訳ありな感じで深掘りしてったら母性くすぐられそうな予感（や、ひかげにとっては災難な存在ですけどね）。作者様が気に入ってるキャラなだけはあるというか。
あと、ひかげと一緒に喫茶店をしてるジジ（祖父）がとても可愛いです。辛い過去を知ってたから「ひかげに春がきた！」と孫のために喜んでる姿がグッときました。
輝々がクズ男からスパダリになりそうだし、ひかげは念願の恋人ができてエッチの最中はめっちゃ素直でエロ可愛くなってるしで、最後の方はホクホク感満載。ひかげが笑ってるの見て、心から良かったね！って言いたくなりました。
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