このレビューはネタバレを含みます▼
もう知らなかった頃には戻れない!!あんみつと言えばもうこちらの2人!ここ数日で見事に刷り込まれました。
吸血する亜人種バイターによる殺人事件を追うライターみつるが、容疑者として浮上したアンナの潔白を証明すべく奔走する所から始まり。結果みつるが野良バイターに襲われ助けに入ったアンナもまたバイターで…このバイターとネクターの関係が非常に奥深いんです!一蓮托生という言葉が良くも悪くも本当にぴったりくる。
2人の関係性と共に少しずつ明かされていくので、読みだしたら一気にいっちゃいます!!
何と言っても幼馴染、安仲をアンナに変換しちゃう天使みつるが可愛い!!まだバイターと自覚する前から好きなみつるをうっかり味見しちゃってから、甘い匂いで誘ってしまう希少なネクターであることが判明してしまう。
そこからず〜っとアンナが側で全てのバイターから守ってきた状況が一変し、おれのもん!ってうっかり本音が!!満更でもないみつると、ちょっと舐めさせろよから我慢に我慢を重ねたアンナの理性をサラッと吹き飛ばしちゃう2人の初夜はですね!凄い!初めこそバックハグから服に忍ばせるアンナの手、首筋に噛みつくしっとり感からバイターから与えられる快楽によって、あれよあれよと奪われちゃったみつるが才能ありまくり(笑)それと、いつも邪魔してくる修正がない?えっ?いいの?という嬉しい仕様!
散々副流煙を虫除けと称して吹きかけてきたアンナの健気なマーキングだとわかってからは意味合いが180度変わってきて、その度にオレのだ!ってお守りと一緒に主張してたのね。
身体の相性も抜群で、バイターとネクターというこれ以上ない関係に2人を隔てるものはなにもない!と思わせといて、歩み寄るみつるを突き放しにくるアンナに困惑。もう後戻りできない所まできてるのにね。
また、みつると関係を持った事でバイターを排出する家系、家という枠組みが浮上し、そこで繋がっているメンバーが動き出した事でアンナが最も恐れた事態に。他のバイターの者になるならと、みつるとの共生契約を交わし2人の同棲スタート!巻を増すごとに甘さが倍増!
事件が起こる度に、絆を深めながら様々な姿を見せてくれるあんみつ。お互い知り尽くしてるからこそ臆病にもなるし強くもなれる。半身を求めるような迫力のある絡みもず〜っと味わっていたいです!!3巻それぞれのチューリップの花言葉が!!