このレビューはネタバレを含みます▼
同じバイターとして注目していたアンナが大切にしているみつるに興味本位でちょっかい出した結果、逆鱗に触れ返り討ちにあった桜次郎。スピン元で結構重要かつヤバい役どころだった割に、あまり深堀りされておらず気になったのでポチッ。
スモーキーネクターRenewから2年後の話で、あれだけの罪を犯しておきながら反省の色なし、更に蔵持家の力で経歴を詐称などして社会的制裁もなし。バイターの家系にそれなりのバックがついている意味が理解できました。
このスピンオフでは、野放しできない存在として管理下におかれるものの、この処遇で桜次郎が許せるかそうでないかで評価が分かれそう。勿論許される事ではないですが、個人的には手がつけられない問題児がここでどう変化していくのかが非常に気になる所。
しかも、大好きな顔良しガタイ良しな寡黙攻め様の壱真の登場に俄然テンション爆上がり!!
桜次郎の監督役として蔵持家に縁のある壱真に託し、共同生活が始まります!
本能剥き出しで向かってくる桜次郎に付けられた傷と共に刻まれた記憶。壱真の一見従順にみせといて、心の底では手懐け自分だけのものにしたくて仕方がない執着の色がじわる!なかなかいい性格してた壱真。バイターの能力を制御装置でコントロールし、荒ぶれ者の桜次郎の手綱を決して緩めない。
甘いどころか寝首をかきにいく桜次郎との日常に逃れられないバイターの発情期が…。女王様だった桜次郎の立場が一気に逆転し、血を分け合い身も心も溺れていく。口と身体がちぐはぐで可愛い桜次郎!修正も邪魔しません←小声
途中、弟思いの慶崇とバチバチになって修羅場かと思われたけど、そこは立場をわきまえ素直に従う壱真。
引き離されて、終わりかと思ったら桜次郎の身体にしっかり覚えこませてたよ!!う〜ん!似合わない舌ピを仕込むだけあって、やっぱりいい性格してるわ!この位の太々しさが桜次郎の孤独の心を埋めてくれるんだから、認めるしかないよね。会合ではまさかの言ったもん勝ち虚偽報告!鼻持ちならない蔵持家さすがです!!
壱真はアンナとも同年代なんで、ちょいちょい出てきてきます。あの素敵なケリは稽古で培ったのね。
スピン元の2人もちょこっとでて美味しい!
あと共通するのはさらりとお姫様抱っこしちゃう素敵なところ!それも稽古の教え?
あんみつとはまた違った形の共依存、こちらも好きでした!