このレビューはネタバレを含みます▼
手鏡を通じて異世界の少年と交流していた主人公。
お互いの顔と本当の声が分からなくても、会話を重ねる度に親交を深めていた二人。
姉の華恋にだけはそのことを話していたが、その姉は行方不明になり、手鏡も消える。
一年後、手鏡が見つかり直後に異世界に転移させられてしまう。
その異世界には姉が先に転移しており、妹から話を聞いていたことを良いことに、妹に成りすまして交流していた少年の第一王子に取り入り、婚約者なっていた。
でも本当の交流相手は主人公の婚約者になった第二王子のノアで、側妃の子であることから疎まれていたのでつい兄の名前を騙ってしまっていた。
主人公の一花は明るく真っ直ぐで可愛くて努力家で好感が持てます。
ノアと互いに正体が分かり良かったです。
二人が結ばれて幸せになって欲しいです。
元の世界の大切な人達や、王妃の陰謀など二人には苦悩や葛藤があるでしょうが、私はこのカップルが大好きです!
そして作画がとても綺麗。キャラデザ最高!
そしてお互いの利益の為に嘘で成り立っている兄王子と姉のカップルがどうなるかも気になります。
姉の自己中な言動と振る舞いは腹が立ちます。
元の世界では仲が良さそうでしたが、自然と周りに好かれる妹に心の内では嫉妬と劣等感があったのではないかと思います。
想いを寄せていた幼馴染の少年が一花を好きだったのも苦しかったと思います。
でも自分で思うほど彼女は周りから蔑ろにされてるわけではないし、両親が姉妹を差別したわけではない。
行方不明になった彼女を心配してくれていたみたいだし。
彼女はプライドが高く、承認欲求が強すぎると思う。
異世界に来たら劣等感の意趣返しに恥をかかせようとしたり、自分の下にしようとしたり態度悪すぎる。
妹の名を奪い、思い出を自分のことのように騙っても、それで真の信頼関係は築けないし、所詮は紛い物。
妹を貶して落とそうとしても、それで自分の価値が上がる訳でもない。
彼女にはいつか自分の振る舞いを反省して欲しいです。