愛の刺青
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愛の刺青

赤色マッシュ

色気

ネタバレ
2025年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ マッシュ先生の絵は色気半端ないよなぁ。
こちら、確か出た頃に購入していたと思うんだけど💦
紙も買ったような…

真逆にみえる2人、実は似たもの同士。
会って2回目でエチ。もう、一目ぼれでしょ。
互いに、綺麗だと思っている。

彫師は、やはりアーティストだな。描かれる感性がアーティストだ。その人に「浮かび上がる」タトゥーのイメージ。インスピレーション。
愛助が尚紀をみて浮かんだ絵は、最初の男と同じ。
それは、変わりではなくて、愛の芽生えだったんじゃないかなぁと思わなくもなく。現に、その後に尚紀に相応しい絵が浮かばないのは、まっさらが一番綺麗だから。本人は気づいていなかったみたいだけど…最後に自分のブラックアウトに追加されて浮かび上がった手。尚紀に包まれた手だろう。

尚紀も、至って普通、つまらないと言われ続け、結婚したはずが、婚姻届が出されておらず(笑)
別れを切り出される。
自分を変えたい、目に入ったタトゥースタジオ。
吸い込まれるように入って出会った愛助。
求められる喜び、初めて知る官能。
もう、変わっていったよなぁ。

愛助の師匠の妬みも、尚紀の元カノの身勝手さも、2人の出会いに必要だったんだろうな、と思える。

終始、艶っぽく、時間の長さは関係ない2人の世界が広がる。
エチはわりとある。
タトゥー、本当に描くの大変だっただろうな。
お疲れさまでした。
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