夫と心が通わない カサンドラ症候群で笑えなくなった私が離婚するまでの話
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夫と心が通わない カサンドラ症候群で笑えなくなった私が離婚するまでの話

アゴ山/鳥頭ゆば

どちらかが一方的に悪かったわけではない

ネタバレ
2025年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中立の星3。
軽い発達障碍と判定されてる子供を持つ身としては、カサンドラ症候群に他人事ではない興味がある……と、SNSでの連載を読んでいました。
カサンドラ症候群になる人は、こういう人なんだな……という学びになる点、貴重な読み物です。
将来、子供が連れてきたパートナーがこういうタイプであった場合、全力で説得して止めます。新たなカサンドラを生む必要はないのです。
この夫婦の場合、そもそも、「他の人と違う感じが好き!」と、女性側から押しまくって結婚に至ったのに、子育てという場面においては「どうして普通と同じようにしてくれないの?」になっているんですよね。そうなる気持ちもわかる、子育て大変だもん。
けれども、発達障碍は基本的に変化が苦手、この夫の場合も、本人は変化してないだけなんですよ。DV男に豹変したりした訳ではなく、ただ「変化が必要な場面で変わらなかっただけ」。
話が進むにつれ、「坊主憎けりゃ袈裟まで」の様相を呈していたり、いささか発達障碍への誤解を招くような表現も散見されたのは気になるところ(発達障碍によって元々の性格の悪い部分が強調されることはあるけれど、発達障碍のせいで性格が悪くなる、というのは違うと思っているのですが、そういう考えを持っている私が首をかしげるような描き方があった)。
何にせよ、「発達障碍のあるタイプは、ぶっちゃけこういう風に思われる危険がある」ということが赤裸々なあたり、非常に参考になりました。自分自身、世が世なら発達障碍判定されてる可能性大ですし。

気になる点としては、これ、元旦那さんに了承を得て出版してるんでしょうかね、ということです。
かなりな描かれ方をしているので、いささか気の毒な部分も……。
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