アノマリーライフ
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アノマリーライフ

日高ショーコ

同じ場所=お互いのことだったら素敵

ネタバレ
2025年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 従兄弟同士で、過去が視える蛍と未来が視える晶のオカルト系ミステリーという内容でした。特異な力を持つ二人が、降りかかる事件に命懸けで立ち向かうスリリングなストーリー。二人は視える時期が正反対(未来と過去)なので、必然的に時間軸が行ったり来たりするし、そこへ当たり前に現在の時間軸も加わるから多少ゴチャッとしますが、後で同じように混乱しながらも曽我部さんがまとめてくれるので助かりました。

1巻では、主に二人の視える体質と過去、謎だらけの事件の全容が大まかに分かるところで終わります。2巻で散らばった時間軸・蛍と晶がリンクする流れになりそうです。

1巻で何とかついていけたので、意気揚々と2巻を読み始めましたが、Aとか Bとか過去だ未来だで、かなり混乱してしまいました。私の脳では1回読んだだけでは完全に理解できませんでした。

視える前提の話なので全体的にオカルトっぽくはありますけど、怖くはなかったです。むしろ生きてる人間がしでかす犯罪・悪行の方が、実際にありそうで恐ろしいと思いました。

ラストで晶が言った「俺たちは どのルートを選んでも 最後には同じ場所に辿り着くのかも」というセリフに安堵しました。同じ場所=お互いのことに違いなく…言い回しが素敵だなと思いました。
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