国宝
」のレビュー

国宝

吉田修一/三国史明

話題作のコミカライズ

ネタバレ
2026年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作も映画も未履修ですがコミカライズから入ってみました。

極道の家から才能を見出されて歌舞伎の世界に入った喜久雄と歌舞伎の名門の跡取り息子・俊介。
半次郎が喜久雄を預かった理由は俊介の芸に磨きをかけるための砥石でいざという時に俊介の代わりに犠牲にするための身代わり首。はじめからそう語られている。全ては俊介のためで喜久夫は捨て駒にすぎなかった。でも想定外の出来事が続いたことで二人を数奇な運命が飲み込んでいくことになるのだろうな。
伝統芸能というものは普段の日常生活ではなかなか触れる機会がないから、その家に生まれるということは血筋ももちろんあるけど生まれた時から本物の芸に触れ稽古を積むというアドバンテージも大きいと思う。そんな中で血筋もなく後ろ盾もなく才能と努力のみで上り詰めていく喜久雄のこれからの人生。4巻時点ではまだまだ先は長そうだけど続きが気になります。
映画も遅ればせながら観に行きたくなりました。
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