友だちと、あやまち。
」のレビュー

友だちと、あやまち。

七海リキ

良作。丁寧な描写。ぜひ読んでみて欲しい

ネタバレ
2026年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中学からの友人との話。

一誠さんと榛名さんは中学からの旧知の仲。
何人かの男子同様、大人になった現在もつるんでいる。

榛名さんは性的趣向が同性で、身体だけ繋げる、
その場しのぎの相手と日々関係を持っていた。
一誠さんにたまたまその場面を見られ、
ふたりは関係を持つんだけれど。。。

その最初の友達の境界線を越える最初の夜のシーン、
丁寧に描かれていて繊細な描写がとても良かった。
榛名さんだけがドキドキしているように思えるのだけど、
それは中学から榛名さんを想っていた一誠さんの、
やっと一歩踏み出せた最初の夜なんだと、後に分かる。

自己中しゃなくて相手を想うからこそ、
二度と会えない仲になるかもしれない怖さがあるから、
踏み出せない一線、そのひと言の重み。

最後には大切な友人として恋人として、
一緒にいるふたりになれて良かったです。
いいねしたユーザ14人
レビューをシェアしよう!