このレビューはネタバレを含みます▼
表題作のニーナがけなげでかわいくて男前で、この先生はなんでこんないい男が描けるのかなと、改めて思いました。一方的にコンビを解散して教師になった元相方、飯塚は13年経ってもニーナから逃げ出したときのままのヘタレなんですが、初めて自分をさらけ出し積年の想いを打ち明けた飯塚のことを、ニーナは呆れつつもいい男だと言ってくれるんですよ。ニーナさん、あなたは女神かなんかですか??飯塚には勿体ないいい男ですが、飯塚はニーナの入ってたお風呂をチュルチュルしちゃうくらいニーナLOVEなので、今度こそ人生の良き相方になってくれることでしょう。阿部あかね先生はおそらく卓越したお笑いのセンスの持ち主で、会話がウィットに富んでいて、セリフがめちゃくちゃ刺さるんですよ。緩急のつけ方が上手くて、読んでいて心地好いんですよね。
本当は表題作じゃないほうの「夏の群れ」が試し読みで気になって購入したんですが、どちらも本当に良かったです。まだ読んでない作品もあるのですが、阿部あかね先生ラブです。