吸血鬼と愉快な仲間たち
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吸血鬼と愉快な仲間たち

羅川真里茂/木原音瀬

展開から目が離せません

ネタバレ
2026年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料で読める期間中に読んでめちゃくちゃ面白く、そのままお買い上げさせていただいた作品です。

原作は木原音瀬先生。
昔から知っている作家さんでしたが、1冊も読んだことがありませんでした。
まさかお初がコミカライズとは…色々感慨深い。

作画は羅川真里茂先生…懐かしい。私的に「赤ちゃんと僕」以来。
当時からかなり時が経っているのに、絵柄が当時と変わらない印象だったのが嬉しかったです。いや、むしろ進化しているのでは?

そして内容もとても良かったです!
大枠の内容としては、中途半端な吸血鬼となってしまったアルが氷漬けになって来日。
飼い主(?)でエンバーマーの暁、暁の友人の刑事忽滑谷らとともに活躍するストーリーとなっています。

アルが日本語を喋れなくて、上手く会話が成り立たないのが逆に良いんです。
ギャグパートはしっかり面白く、吸血鬼になってしまったアルの悲哀などシリアスパートはしんみりさせてくれるメリハリも良かった。
そしてアル(人間)が可愛いです。コウモリバージョンの時と同化しているのでは? と思うほどシンクロ率が半端ないのですが(笑)

途中、連続殺人事件では痛々しい描写もありました。
こういう容赦のない描写もこの作品の魅力だと言えるのでしょうが、いくら吸血鬼だからといってもハラハラしてしまいます。

一転してBLジャンルではないのに、急にBLしだす彼ら。
展開の温度差が物凄いのですが、急すぎるという印象はありません。ものすごく自然なんです。いつの間にか芽生えた感情的な?
アル的に放っておけない感じなのかな? 正直恋愛というより親愛に近い感じがしました。

5巻からはなんとアメリカ編になります。

アメリカでも色々と事件に巻き込まれます。
ハイジャック事件では人間に戻ったアルが大活躍するのですが、裸のままなのに神がかり的な作画でカムフラージュが天才的でした(笑)

現在7巻まで読んでいますが、まだアメリカ編は終わっていません。
色々と事件は起こるものの、肝心のアルが本物の吸血鬼になるか否か問題や、暁のアイス食べ過ぎ問題など、人物に関する問題が何一つ解決しないまま事件だけが次々に起こる展開が少しだけモヤモヤします。
これらが解決した時、あの展開は必要だったんだと思わせてくれれば良いのですが。
最新刊ではどうなっているのか、非常に気になっています。
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