百鬼夜行抄
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百鬼夜行抄

今市子

とても簡単にいうと【夏目友人帳の大人版】

2026年3月21日
90年代から続く600万部突破の人気ホラー漫画。新巻が出ると他を差し置いて優先するお気に入りです。切実にずっと終わらないで欲しい。
亡くなった祖父の影響で、主人公の律、家族、親戚達が妖怪と関わる事になります。登場人物はどこにでもいそうな普通の人達で、使役する鳥や父親のふりをする強い妖怪もいますが助けてくれるとは限りません。
癒しや感動は殆どありません。人と妖怪は本来関わらない方が良いという距離感が徹底されています。
夢と現実の境目が曖昧で、怖いと言うより気付いたら隣にいるような不気味さ。時系列が飛んだり過去や未来が混ざる構成もあり、少し頭を使いますが、その分ハッとする面白さもあります。
作中でキャラ達はきちんと歳を取り、律も高校生から大学生へと成長していきます。行動範囲も広がり、面倒を見られる側から見る側へ。
今市子先生の美しいアナログの絵と独特な空気感を是非味わって欲しい作品です。
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