「眠れぬ夜の奇妙な話」のネムキ連載していた頃から私にとっての1番と言うほどの大好きなお話です。
日常の隣にぼんやりある、不可思議なモノたち、人間とは違う存在が当たり前のように描かれています。
何でもない普通の日常と、モノクロで表現されるふとした非日常とのコントラストがほんとに素晴らしいです。自然が醸し出す音…風、雪や嵐など、五感に訴える表現に、この世界に引き込まれて心奪われます。
律の中では当たり前に見える風景、妖怪は一見愛らしい…ですが絶対相容れない認識の違いがあります。
いつまで経っても、律が祖父の言葉を守りそれらを「関わり合いを持たないようにする」「怖がり」なのに
…腰が引き気味なのに、気のいい所のある彼は何だかんだとかかわっていきます。
元々、妖怪系、怖い話が好きでしたが、この手のタイプでは頭ひとつ抜きん出ていると思います。
この話で出てくる切ない系の妖怪な話は繰り返して読みたくなります。
また、恐怖漫画にあるタイプの「結論を出して終わる話がない事」も凄いです。「解決していない、逃れるだけのお話」…マックス怖いです…人間が怖いんですよ…。
気軽に読める電子版はいいけれど、
さらっと書かれた一コマが気になって戻って読む事が多いので、実本の方を強くお勧めします。(そう言う意味では分かりにくい漫画と思う人もいるかもしれません)
妖怪系が出てくるお話が好きな人なら、見たことのある妖怪が出てくるかもしれません。しかしそれでもその魅力を損なう事は決してありません。
⭐︎5個ではまったく足りない、お勧めしたいシリーズです!
ライトアニメ(?)も見ました!
原作者さまそのままで少しだけ動きをつけるアニメって面白いですね。普通のアニメよりも似合っていると思いました(一本5分は短いですが💦)