BEASTARS
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BEASTARS

板垣巴留

完結まで読みたい作品

ネタバレ
2026年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ レゴシは途中で暴力に訴えることもあるから、ぱっとみには成長が感じづらい。
けれど彼なりに肉食と草食の関係について考えつつ苦悩しながら、その途中で肉食としての自身の肉体を生かして暴力を選んでいる。

うさぎちゃんとの関係より、腕をくわせるまで至ったルイとの関係のほうに私はわりと目が行く。
最初は恋敵の優等生のシカって印象しかなかったのに、ルイのほうも取り繕っていた?ものが剥がれて生身のルイがでてきて相当な苦悩が昔から今まであることがわかる。普段泣かないルイさんがレゴシを引き止めながら耐えきれず泣いたところでさすがの鈍感レゴシも「こりゃやばい」ってなってとっさに声をかけるっていうのがただの恋敵で終わらない深い関係性になった二人で熱かった。
ルイサイドもルイサイドで見応えがあったしな。お父さんとの関係も少し考えさせられるところがある。
怪力パンダや、同じ姉弟弟子のうさ様など、肉食・草食として生れ落ちた身として、それぞれのキャラが考えていること・とっている立場が違う。レゴシの考えに否やをとなえる動物は肉食にも草食にもいる。
けれどそれでも自分として考えるのをやめない。レゴシが最後なにを決意してどう行動するのか追いたい気持ち。
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