悪役令嬢グロリア・フォン・コードウェルの断罪と復讐
万丸うさこ/SNC/たなこ
このレビューはネタバレを含みます▼
しばらく前に上巻を読んで、続きをお待ちしておりました。完結おめでとうございます㊗️
現代日本の乙女ゲームの世界、婚約者である王太子エドワードと男爵令嬢で聖女のメロディ、その取り巻きたちに断罪・馘首された悪役令嬢グロリア。死に戻って回帰したら、グロリアの体には現代日本から転生した乙女ゲームプレイヤーのA子の魂も共存していて。グロリアとA子は脳内で会話ができる状態で、A子は時に助言を、時にウザい立ち位置でグロリアの復讐に絡んでいきます。
回帰した世界線がゲーム2周目にあたる…と解釈されたからか、下巻では一度エンディングを見ないと出てこない隠れキャラの隣国の王太孫バルトロメオが狂言回しとして良い感じにグロリアの復讐劇をを引っ掻き回してくれました。
グロリアの敵だったメロディ、ブライアン、エドワードの最期は割とあっけなく…味方の立ち位置にいたケイト、セドリックも…。まぁ最後の最後までエドワードはクソでしたな?そのものの描写はなく、事後の報告を聞く感じでしたが、個人的には最後の場面の本人たちの思いを見てみたかったかな。
A子があれこれ口出ししてくるのがウザいわーってご意見もあるかと思いますが、そんなA子を論破していくグロリアが小気味良い。
最期はグロリアの死をもって、グロリアの処刑を娯楽として楽しんだ国民への復讐も成し遂げます。
あとがきにも工夫がされていて、グロリア亡き後のA子の魂がどうなるか…余韻を残したラストも良かったです。
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