このレビューはネタバレを含みます▼
今日だけ無料と観てずっと気になって遂に。
私、一番大好きな映画が「グッドウィルハンティング」なんだけども、読了と共に初めて上記を観た時と同じ感覚を味わったのよね、深い…深くて何度も読み返したくなるような、伏線ばかり張られた映画のような印象。
映画では、何気ないセリフがあまりにも私の中で尊くて、心にドシッと重くのしかかるんだけど、この漫画も正にそれで。
槙生が発する言葉一つ一つが、独自性というか唯一無二で光っていてキャラが物凄く際立っている存在で。あまりに不器用で不自由なはずが、違う視点から見た時に誰よりも才能爆発で誰よりも自由な存在なんだ。
それに対して、まだまだ子供で理解出来ない朝。何もかも白黒つけたがり、答えを求めたがり、正解は一つと思いたい朝からすると、槙生がくれる言葉はいつも曖昧で核心を得られず、しんどかっただろうな。
それでも大人になると、答えは何通りもあって正解なんて人それぞれで、時に言語化する必要なんてない、なんなら曖昧だからこそ成り立つものがあるのよね。
その表現方法があまりに秀逸で、作者のヤマシタトモコさん天才過ぎ!!!という安直なことばしか思い浮かばなかった。
いつも言葉は、何通り何十通りと表現する方法があるのに、感動した時には安直な言葉になっちゃうのかもしれない、感情があまりにも溢れてしまって。