ご契約に先立ちまして
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ご契約に先立ちまして

二区井

ミイラ取りがミイラに、そのミイラをまた…

ネタバレ
2026年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ しつこく吹き込まれ続けるだけで洗脳ってできちゃうって言うじゃないですか?あれです(違います)

弱さを内包した高慢ちきな受けがへし折られるやつ大好きなのですが、珍しく攻めの溺愛によってふやかされる展開じゃなかったので珍しいなと思い手に取りました。結果、私はめちゃくちゃ好きでした!
受けの甲斐崎くん、ほんとにそんなやわやわで大丈夫?な内面をお持ちなので攻めの乙野による気持ちのこもってない「好き」でもかなりふにゃふにゃになってしまっており、かつ、最初の「甲斐崎くんじゃなきゃだめ」にやられているのでもうどうしようもないんですよね。だから乙野を契約によって従わせつつも負けてるのは甲斐崎くんだったはず、なんですが!ところがどっこい甲斐崎くんがやたら可愛いおかげで乙野も気づいたら甲斐崎くんに無自覚メロつきを起こしており、甲斐崎くんから手放された途端ひとりで立てなくなっちゃうというね。攻めってなんでこんな傲慢で可愛いんだろうね〜!!!甲斐崎くんには自分がいなきゃダメだと思ってたのに甲斐崎くんがいなきゃダメになってたのは自分ってダサいね〜!かわいいね〜!!最高〜!!俺はこんな攻めが大好きだ!!!
あと乙野が最高の攻めである理由のひとつとして「攻めを譲らない」ところですよね。「抱かれてもいいよ(抱かれる気はない)」なの良すぎ。まあ甲斐崎くんがアナ弱だから仕方ないところもあるんですけど(?)譲歩する姿勢は見せつつも絶対受けになる気ないのが攻め厨ポイント高いです。
甲斐崎くんに対してプライドゼロの乙野くんとプライドチョモランマな甲斐崎くんなので作者様のあとがきにもありましたが破れ鍋に綴じ蓋でちょうどいいなと思います。重くない攻めと重い受けが読みたい皆さまにオススメです。
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