このレビューはネタバレを含みます▼
新巻が出た!キャラが魅力的で、話も面白い!!
1巻は、同じ島で諍いの絶えない二部族、その族長の子同士のバドルとヨキの婚姻から始まる。敵地のような他部族の中に一人放り出されたヨキがすごく良いです!真っ直ぐで曇りのない性格、バドルの頑なな態度の中にも良さを見つけて歩み寄ったり、危険には迷いなく助ける姿が、母性みたいな優しく大きな包容力を感じます。バドルの荒々しさを受け止める強さの中に可愛さもあり、その素直な表情に、ヨキになら信頼して全てを預けられそうであり、また守りたくなるような存在。ヨキの心根の良さがバドルの心に浸透して、愛してやまない存在に。黎明とあるように、オメガという概念がまだなく、解明されていない謎の中で繰り広げられる部族の物語の面白さに、惹き込まれていきます。
そして新巻は、オメガの存在と取引価値の片鱗が見えてきて、大陸の現状や思惑が島の二部族にも関わってくる。ハラハラする新しい展開の中で、バドルの力強さが際立って魅力的でした。バドルは、ヨキとは違う守る力強さと迷いない意思の強さがあり、ヨキと共にいると決めてからは全力でヨキの傍にいて守っている。ヨキの故郷でヨキの兄に触れ、次期族長としての成長も見せる。また、ヨキに全幅の信頼をおいて甘えるバドルは可愛く、またベタ惚れで、いつも一緒にいて見ていること自体がヨキを色々な危険から守ることにもなっている感じで、不穏な情勢の中でも二人の強固な関係に安心感と幸福感がありました。見ていて楽しくて温かい二人。物語の面白さもあり、続編がすごく楽しみです!