このレビューはネタバレを含みます▼
実は隠れゲイの三原は、大学生になっても恋愛経験無い奥手なおとなしい子。恋愛映画を一人で見て憧れる可愛い人。そんな三原は同級生の雨宮に密かに恋をしています。人気者で爽やかで、各グループごとに友人がいるーうさんくせぃー気さくな人。隣の席になって話し始めてから会うことが多くなり、雨宮が彼女と別れた話し始めで初めて二人だけで宅飲みします。酔いのせいか、三原は自分がゲイとカミングアウトしてしまいました。毛嫌いされるどころか、雨宮は突然三原を海へと誘います。この雨宮君さぁ、自然なのか計算なのか、自らで手を繋ぎにいったりして。君、ノンケでしょ?即、そうなるの?熱くなってしまった三原が、とうとう雨宮のことを好きと告白してしまいました。で。この雨宮君さぁぁ。そこでキスしちまうかぁ?次に又、誰かと恋愛するなら三原君としてみたいってさぁ。君は彼女と別れたばかりじゃね?興味本位、からかう程度なら止めたまえ。さらには、ウチに泊まりにおいでですとぉ!特別何かをしたい訳じゃない。抱き締めて寝てみたくなっただけですとぉぉ!三原君はペットじゃないよ。レビュアー様も言ってましたね、ゲイを弄ばないでと。
うーん、わかってる?ノンケの興味本位なら深入りすんなよ。キス辺りで手を引け。中、高生徒なら恋愛訓練期間として様々な体験もお勉強範囲内だけれど、大学、大人になっての色恋は一生傷が残るからね。完璧な悪人なら、その方がまだ良い。罪ある優しさの、雨宮みたいな、こういうのが一番の曲者。
本を開いて三原君の、優しい悪意なき表情を見たなら、誰しもが傷つけるなと思うはず。ゲイと言うだけで一歩も二歩も引いてしまう臆病だけど優しい子です、どうか傷つけてくれるな。
題名のクローバー。一つ葉、初恋。二つ葉、素敵な出会い。三つ葉、愛。四つ葉、幸運、私のものになって、らしいのですが。では、雨は何?まさか、涙?それが、哀し涙か嬉し涙か?
好きな作品だけれども、先に進むのが怖い…。