身分差に終わった恋を、今さらですが。
」のレビュー

身分差に終わった恋を、今さらですが。

渡鍋ぽんず/STUDIO ZOON

最高のロマンチックコメディ❗️素敵すギル

ネタバレ
2026年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 隔週日曜0時の更新が待ち遠しくてならない

いつも冷静沈着なギルの余裕ない表情!苦悩!激情!
キュンキュンしすギル!
女王と元王族護衛レオン、オリィとギルが、過去と現在の合わせ鏡のように対比される
でも!ギルとレオンの姫への愛は決定的な違いがある

たんぽぽの花言葉は「真心の愛」「幸せ」、でも綿毛に移ろうと「別離」
一方 ガーベラの花言葉は「私の運命の人」、その一輪がギルからの唯一の贈物…

今オリィもギルも全ての人が自らの身分の「窮屈」に縛られ「自由に楽しく生きる」事は叶わない

切なく笑えて最高のロマンチック・ラブコメディ❤️はらはらドキドキキュンキュン(とユーモア&ギャグ)
笑いながら いつのまにか深みへ
繰り返し読みたくなる中毒性!

画の美しさ、生きている線、巧みなコマ割り、テンポ良いセリフ・ストーリーのフロー、笑いのセンス最高!「…ゆで卵…とか」で大爆笑した

生き生きした男前なオリィにすっかり感情移入している
ギルは表情筋を動かさないけど、内に秘めた熱い想い!そのギャップ!素敵すギル!

8話でオリィは「Dear Gil」と本音を書きかけた手紙を「To my dear former guard, Gilbert」と王女の立場で書き変え、でも最後の「From your princess」は定型の結びだが深い意味も?
コニャックの瓶ラベル「sang royal de chevalier」(騎士の王家の血?)も意味深

心理描写も繊細
2話回想のダンスシーン、王女の記憶のギルは「もちろんです」と答え王女の手を王太子に渡すけど、ほんとのギルは目線を落として「もちろん です」と余白が切ない
説明的な表現はなくても、心を表している
このとき離れた二人の手が、6話で再び繋がれる
実に巧い!

4話、うたた寝するギルが「団長ともあろう人が無防備」なのは、王女を見つけられた安堵 そして傍にいるのが王女だから、と読み手には伝わる
「相当疲れてる」どころではない王女捜索の慟哭の日々から、彼女が永遠に消えてしまう絶望の底へ、一転それらが遠ざかり うたた寝

王女のドレス内のパニエやレースがしっかり描かれているの良き!
平民になった王女のペチコートの裾には手縫いの粗い縫い目!
2話のダンス練習シーンの奏者達が正しい弾き方でヴァイオリン演奏してる画もさすが!
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