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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 逆行先が(元)婚約者の中ってどういうことですか? 婚約破棄されたのに『体の中』で同棲することになりました

    眠井フジ/風凪/黒野ユウ

    すれ違い逆行転生ラブコメ(でも爪痕あり)
    ネタバレ
    2026年8月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「婚約を解消させてください」系 逆行転生すれ違い もどかしいラブコメを楽しく読んだ
    ヒーローのジルベルトとヒロインのアリーシャが初々しく可愛い(ちょっとポンコツで)

    が!楽しく読了したはずなのに…
    読み返すと、冒頭のジルベルトの苦い表情ばかりが頭に浮かんでくる
    アリーシャと目を合わさないあの表情の真意を知った時、彼の絶望・失意を思い、引きずられて気持ちが暗く落ち込んだ
    画の表現の力も大きい

    苦悩するイケメンは大好きだが、この真相の爪痕は深く痛い

    身体的な男性性ゆえの悲劇、逆行前のジルベルトがコーデリアと結婚せざるを得なくなった経過(閉じ込められ媚薬をもられ責任を取る)を想像すると、救いの無さがエグくて辛い…
    ジルベルト!コーデリアに会いに行くな!

    アリーシャが逆行転生したことで皆が救われ、未来が明るく変わったハッピーエンド!
    と思うけれど、もしもパラレルワールドだとしたら、冒頭の逆行前のジルベルトは あの状況のまま絶望と喪失の世界の中で生きていくしかない…

    …いや!ラブコメなんだから みんな幸せに暮らしている(はず)!
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  • トーマの心臓

    萩尾望都

    生涯 読み続ける✨マンガの最高傑作
    2026年6月29日
    世界中の全ての(私の読んだ)マンガ作品の中で一等好きだ
    好きという言葉では全然足りないほど 好きだ
    今までもこれからも、死ぬまで生涯ずっと何度も何度も読み返すと思う、オスカーの前日譚「訪問者」と共に

    かつて、15歳になった時に「ユーリの歳を超えてしまった」とシン…と静かに思った事をよく憶えている
    今はオスカーが好きでたまらないが、14歳の時はユーリの事ばかり考え、感情移入しまくっていた

    彼らの歳を遥かに超えて、自分はずいぶん遠くまで来てしまったが、作品のページを開けば、いつでもあの奇跡のような世界に行ける
    15歳のオスカーと14歳のユーリとエーリクに いつでも会える
  • 傍観者の恋【初回限定ペーパー付】【電子限定特典付】

    吉田了/ナツ/あき

    切なく甘く苦い恋と愛💗傍観者とは誰❓
    ネタバレ
    2026年6月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 静かに沁み込んでいくような感動に涙が止まらない。繰り返し何度読んでも、読むたびに泣いてしまう

    終盤、それぞれの側から描かれるエピソードを読んだ後、
    「傍観者」とはいったい誰なのか❓…自分の認識が揺らいでドキドキしている

    レイチェルもノアも アリシアも、(オースティンも⁉︎)、
    傍観者であり、当事者だった

    映画や長編文学を読み(観)終わったような余韻に浸っている
    カテゴリ「少女マンガ」だが、全てのマンガ読みにすすめたい傑作と思う

    なんと美しく温かく残酷な愛の物語だろう
    唯一無二の存在とお互い気付くまでの 切なく甘く哀しく苦い心の旅路だ
    「遠回りにも程がある」

    悪人は出てこない。誰でも一つ二つはある「人には言えない秘密」の暗い罪悪感、そして赦しから その先へ至る心の変遷が繊細に丁寧に描かれる

    相手の幸せを何よりも願いながらも、嘘とエゴ、誤解と思い込み、献身と偽善の葛藤、すれ違い、両片想い (時間差のある)…

    今よりはるかに道徳的に窮屈な時代に、偽装結婚や姉への想い(プラトニックでも)、大事な家族たちへのウソ、彼らはどんなにか重いものを背負っていた事だろう

    貴族も魔法も転生も出てこない世界、昨日今日明日といつもの日々を重ねていく市井の人々の生きるこの世界は 19世紀後半の大英帝国か北米?
    馬車と鉄道、男性はシルクハット、女性はパラソルの時代、「風と共に去りぬ」や「嵐が丘」、「赤毛のアン」「若草物語」を夢中になって読んだ昔を思い出した

    生の輝き・儚さ、春夏秋冬の季節の巡り、風や水の匂いや温度・音までも画面から伝わってくるようで、この世界に引き込まれる

    私的にはオースティンが 特に魅力的で好きでたまらない💞
    恋ではない友愛という濃淡の差はあれど、オースティンも「傍観者」のひとりと思う
    よく見ていて、よく気付き、実は情に厚い(「悪魔」の「25歳児」だけど)
    ノアへの「おまえは残酷だな!」は、レイチェルを思いやらなければ出てこない言葉だ
    オースティン目線のエピソードや、彼のその後もぜひ読みたい!
  • 身分差に終わった恋を、今さらですが。

    渡鍋ぽんず/STUDIO ZOON

    最高のロマンチックコメディ❗️素敵すギル
    ネタバレ
    2026年5月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 隔週日曜0時の更新が待ち遠しくてならない

    いつも冷静沈着なギルの余裕ない表情!苦悩!激情!
    キュンキュンしすギル!
    女王と元王族護衛レオン、オリィとギルが、過去と現在の合わせ鏡のように対比される
    でも!ギルとレオンの姫への愛は決定的な違いがある

    たんぽぽの花言葉は「真心の愛」「幸せ」、でも綿毛に移ろうと「別離」
    一方 ガーベラの花言葉は「私の運命の人」、その一輪がギルからの唯一の贈物…

    今オリィもギルも全ての人が自らの身分の「窮屈」に縛られ「自由に楽しく生きる」事は叶わない

    切なく笑えて最高のロマンチック・ラブコメディ❤️はらはらドキドキキュンキュン(とユーモア&ギャグ)
    笑いながら いつのまにか深みへ
    繰り返し読みたくなる中毒性!

    画の美しさ、生きている線、巧みなコマ割り、テンポ良いセリフ・ストーリーのフロー、笑いのセンス最高!「…ゆで卵…とか」で大爆笑した

    生き生きした男前なオリィにすっかり感情移入している
    ギルは表情筋を動かさないけど、内に秘めた熱い想い!そのギャップ!素敵すギル!

    8話でオリィは「Dear Gil」と本音を書きかけた手紙を「To my dear former guard, Gilbert」と王女の立場で書き変え、でも最後の「From your princess」は定型の結びだが深い意味も?
    コニャックの瓶ラベル「sang royal de chevalier」(騎士の王家の血?)も意味深

    心理描写も繊細
    2話回想のダンスシーン、王女の記憶のギルは「もちろんです」と答え王女の手を王太子に渡すけど、ほんとのギルは目線を落として「もちろん です」と余白が切ない
    説明的な表現はなくても、心を表している
    このとき離れた二人の手が、6話で再び繋がれる
    実に巧い!

    4話、うたた寝するギルが「団長ともあろう人が無防備」なのは、王女を見つけられた安堵 そして傍にいるのが王女だから、と読み手には伝わる
    「相当疲れてる」どころではない王女捜索の慟哭の日々から、彼女が永遠に消えてしまう絶望の底へ、一転それらが遠ざかり うたた寝

    王女のドレス内のパニエやレースがしっかり描かれているの良き!
    平民になった王女のペチコートの裾には手縫いの粗い縫い目!
    2話のダンス練習シーンの奏者達が正しい弾き方でヴァイオリン演奏してる画もさすが!
  • 傍若無人王子をヨシヨシしてたら、どこに出しても恥ずかしくないヤンデレになりました。

    八坂アキヲ/忍丸

    すっかりハマりました!
    2025年11月12日
    Xのおすすめに流れて来て、読んだらすっかりハマりました
    よくある転生モノと思いきや、新鮮な楽しさ!読後感の温かさ!
    画が綺麗で、話の流れも素敵!
    短編なのが残念なような、だからこそ良いような…
    中毒性⁈があり、繰り返し読んでます
    八坂アキヲさんの画とフローに魅了され、他の作品も次々と購入しました。大当たりです
    これからの作品も 楽しみにしています!