このレビューはネタバレを含みます▼
7巻を未読の方はネタバレがあるためそっ閉じしてください。
1巻からリアタイしていたわりに一度も読み返していなかった本作品。7巻ではあまりに衝撃的な展開すぎて今回さすがに読み返しました。(原作は未読)そうすると冒頭からわかってきたことがあって、この2人は何度も死に戻りを経験しているということに気がつきました。それは恋が成就したら交互に死に戻りを繰り返すルールになっているのでは?と。1巻の冒頭のヴィンセントは明らかに死に戻った上でオリアナと結ばれて、今日死ぬと分かっているが故のセリフを言っているように感じます。(5巻ではオリアナの回想で舞踏会の誘いは彼が私を見初めてくれたからと言っていたので、ヴィンセントが記憶のないオリアナにアプローチしていたと分かります)これが分かったからといって物語の謎が解けるわけではないのですが、この2人のことを思うと切ない気持ちになりました。せっかく恋を実らせたというのに繰り返される惨劇。黒幕はどういう意図をもって2人を死に戻りさせているのだろう。謎が謎を呼び、ますます目が離せません。ただ言えることはミゲルはキーパーソンなんだろうなってことくらいです。彼は何を知っているのか。髪を伸ばしている理由とは。そして何が不安で飴を口に含むのか。意味深な表情が示すものとは。
それにしてもきれいなタイトル回収でした。まさかタイトルがヴィンセント側のものだったなんて誰が予想できたでしょう。1〜7巻までがこれから始まるヴィンセントのストーリーのプロローグだったなんて見事過ぎます。原作者様は天才的なストーリーテラーですね。漫画はよく読みますがこんなにワクワクしたのは久しぶりです。原作者の六つ花先生、この物語を生み出してくださったことに感謝しております。そしてコミカライズ担当の白川先生の表情豊かで表現力のある作画も。作画が白川先生で本当に良かった。
さあ、8巻からはヴィンセントのターン!オリアナとの恋模様も気になりますが、謎がどのように解明していくのかが楽しみです!(気がついたんですけど7巻表紙はオリアナ単独なんですね。しかも手まで振っているT_T今までは2人が仲つつましく描かれていたのに…)