新装版 月はみちかけケモノの恋
」のレビュー

新装版 月はみちかけケモノの恋

野白ぐり

何度も反芻してしまうラスト

ネタバレ
2026年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「恋心開発実況」で、野白先生の天才ぷりに度肝を抜かれた一人です。先生の唯一無二感すごい。。!!!
普段は必ずレビュー読んでから買う派ですが、もう迷う事なく、現在シーモアで読める野白先生の作品を一気に大人買いしちゃうほどファンになりました♡(大人でよかった〜)

一作品ずつ宝箱開くように大事に大事に読んでます。
その中でも、私は、特に本作が心に響きました。大好き。
幼少期、妖怪や伝説のいきものに惹かれ、たくさん妖怪図鑑とか読みました。その存在に畏怖や好奇心と共に、寂しさに似た感情を覚えていたのですが、本作を読んで合点いきました。人間に畏れられる存在って、同時に孤独と隣り合わせなんですね。
そのことが、野白先生の手によって、実にうまいことBLに昇華され、これ以上ないほど魅力的な作品になっていて感動。素晴らしいラストでした。(なんだか、水木しげる先生の漫画に出てくる妖怪、小豆はかりの「永遠は一瞬であり、一瞬は永遠である」の台詞を思い出しました。)
切なくも幸せなラストシーン、ずっと心の中で反芻してしまいます。いつの世までも幸せでいてほしい二人です。
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