心を殺す方法
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心を殺す方法

カシオ

みんな最後は壊れてしまった

2026年6月1日
『心を殺す』というよりは『心が壊れてしまった』ラストでした。

義兄弟の春樹(兄)、光(弟)、再婚同士の春樹の父親、光の母親。
春樹の大学からの先輩で就職先の弁護士事務所の所長の英先輩。

光は最初から心が壊れている。
春樹は光の執着によって壊れる。
英先輩は人の心にまで踏み込んでいけない。相手が話したくなければ、諦める。

春樹の壊れていく姿が可哀想で⋯見ていて、読んでいて辛かったです。
だから英先輩が決して諦めずに、もっと春樹の事を理解しようと頑張っていれば、違う未来が見えたような気がしてなりません。

ラストは『幸せ』では無いですよね。
春樹は光の母親を死なせた償いの為に光の側にいる。
でも光は、それでも嬉しい。心が壊れた春樹でも、気にしない。自分の側に居てくれる事が愛おしい。
そして、そんな春樹を又、救う事が出来ない英先輩。

心を壊して、殺して、光を選んだ春樹。
たぶん、もっと壊れて行くんだろうな・・・と未来を想像する「光が幸せそう」なラストシーンでした。
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