居場所を奪われ続けた私はどこに行けばいいのでしょうか?
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居場所を奪われ続けた私はどこに行けばいいのでしょうか?

暮間チカ/gacchi

いろんな意味でエンディングまで愉しみたい

ネタバレ
2026年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生まれながら赤い瞳に桃色の髪を持つリゼット。
物語の舞台は、魔法があり、魔法の属性ごとに瞳と髪の色が決まる世界。
実母に虐げられ、鬘と魔道具で偽られた姿と属性で嫌われ者として育った彼女。
家にも学園にも居場所がなく、婚約者にすら疎まれて、卒業と同時に婚約破棄の憂き目に遭い、継ぐはずだった家督も妹に奪われる。
失意の彼女に手をさしのべてくれたのは事情を知る恩師と魔術師団長。そして、名も知らぬ銀髪の美丈夫。
見た目のせいや女性だからと逆境に晒されながらも、優しく誠実な人柄と優秀さで、女官として周囲に受け入れられていき、末妹夫婦の妨害に遭いながらも自分の居場所を自分で選ぶことができるようになったのが2巻の冒頭。
ここからリゼットがありのままの自分で生きられる人生を取り戻すターンに物語は突入。
新たな人生のスタートを切ったのは過酷な辺境伯領。
そこで彼女を助けてくれた銀髪の美丈夫と再会。
公爵夫人となった末妹は夫とともに相変わらずリゼットの足を引っ張ってはいますが、実母の過去に迫るエピソードもあり、物語もだいぶ佳境に入ってきたのかなと思わせる展開で、1巻冒頭の甘々な溺愛ぶりがいつ来るのか楽しみでもあります。
それにしてもリゼットの妹2人は何なんでしょうね。
散財して伯爵家の財政傾けた挙げ句、奪ったはずの婚約者に逃げられたり、姉を利用する気満々で高位なお馬鹿貴族と結婚したけど目論見が外れて、領地経営に行き詰まるとか、ほんと阿呆なの!?母親から可愛がられて勘違いしたままお馬鹿に育ったこの2人の方がどんな顛末迎えるのか、実はそちらの方が気になったりしてるんですけど。
そして物語開始当初にあれだけリゼットを怯えさせた実母はどこに行ったんでしょうね。娘のやらかしで貴女のお家傾いてますけど何してますのん?
それから実父、王宮勤めしてるらしいけど影薄すぎるだろ?姿すら見たことないんですけど!?
ヒロイン居場所ないって言ってますけど、ほんと~に居場所がないのは父親かっ!?
思うところがいろいろあるけど、エンディングまで愉しく拝読したい所存です。
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