歌舞伎町カラオケ店員としくにさん
」のレビュー

歌舞伎町カラオケ店員としくにさん

竹内佐千子

全部買っちゃうやつだ。

ネタバレ
2026年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 沼クーポンから。今のとこ沼ってほどの熱量じゃないがタイプです。
としくにさん何者なの?がわりと序盤に分かるんですけど、驚きのミスリードにまんまと感心してしまいました。えっ、そっち?!って必ずなるはず。
娘を殺された犯人を探すため、掴んだ手掛かりからカラオケ店でバイトを始めるとしくにさん。来店客に纏わる1話ごとのオムニバスの中で、としくにさんの光る個性とともにバックグラウンドが盛り込まれます。軽快な読み口のように見えてヘビィな内容のギャップが大変好みな作品でございました。
1話ごとの作りも好き。人それぞれの事情をコメディ気分で読んでくと良い意味で裏切られます。どれもBADに(もしくはBADを想像させて)フワッと終わるというか、身近にありそうな闇の程度が絶妙な軽快さだなと、ここでもその匙加減に感心してしまいました。
としくにさんが本懐遂げるのを見届けたくて次々読んでしまう…。なーんて言いながらまだお値打ち1巻のみなんですけど、来月定額回復したら絶対買う。リアルな闇好きにオススメです。
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