青と陽炎
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青と陽炎

ドンドン

真琴の幸せを本気で願っている

ネタバレ
2026年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は北斗派ですが、北斗のことしか考えていないわけではありません。むしろ真琴の幸せを一番に考えているからこそ、真琴が本当の幸せを手にするには北斗エンドしかないと強く思っています。真琴は物語を通して成長し、恋心も少しずつ変化しています。恋愛漫画で大切なのは「最初に誰を好きだったか」ではなく「成長を遂げた今、誰のことを好きなのか」です。また【真琴の野球選手としての幸せ】を重視するのであれば、なおさら北斗の存在は無視できません、鷲介と離れ離れになり、部内でも孤立していた真琴を支え続けたのは北斗でした。真琴が野球を続けられるよう寄り添い、勝たせるために努力を重ね、同じ大学を受けてほしいとお願いした時でさえ「これは本当に俺のエゴだけど」と前置きし、真琴の意思を尊重してました。16話で感情が爆発してエゴをぶつけてしまった場面もありましたが、それは数十日も返事を待ち続けた末、自分に内緒で真琴と鷲介が親しくしてるのを見てしまった不安・嫉妬による暴走です。そして北斗自身、その行動を深く反省して自己嫌悪しています。一方で、鷲介の落ち度は、突然の告白に戸惑って真琴を振ったことではありません。真琴が深く傷ついた顔をしたことに気付いていながら何もフォローしなかったことです。もちろん鷲介にも事情や苦しみがあることも理解してます。ですが、鷲介が真琴に向き合えていなかった空白の期間に、真琴を支え続け、野球を続けられるよう寄り添ってきたのは北斗です。もし北斗がいなければ、真琴は野球そのものを続けられなかった可能性すらあったと思います。だからこそ「真琴の幸せ」を語るのであれば、鷲介が報われるかどうかだけではなく、真琴自身の恋心の変化や、北斗が積み重ねてきた献身と愛情にも目を向けるべきでは?真琴が今日まで野球を続けて、野球の楽しさを思い出し、瞳の光を取り戻せた背景には、北斗の存在があります。その積み重ねを軽視しないでいただきたいです。当然ながら、鷲介が失恋した挙句に何も救いが無い結末を望んではいません。鷲介もきっと幸せになると信じてます。野球に再び熱中できるようになるまでの物語は丁寧に描かれてますし、鷲介と真琴の強い絆も永遠なので、ちゃんと鷲介にも救いはある…!真琴の恋心が北斗にあることを理解しながらも最後まで想いを貫き、恋に区切りをつける鷲介の姿はとても美しく感動的で、多くの読者を惹き付けることでしょう
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