今までになかったこわさ





2017年2月4日
いると場が明るくなったり暖かくなる人っていますが、そんな感じの可愛らしい人が主人公です。
当時の日本はやはり自由が無かったんだなあと思いました。すずさんも結婚等決められたことに沿って生きていくのですが、その人柄で周りを朗らかにし、みんなと仲良くやっていきます。
この作品の新しいところは視点がずっとすずさんの普段の生活中心で、暖かくアットホームな雰囲気を保ったまま進んで行き、いつのまにか静かに戦争に巻き込まれます。
あくまで戦争は日常の一部といった感じ。
だからこそとてもこわい。今までの戦争ものの様に、恐怖や悲惨さなどの教えを一方的に与えられれば、気持ちや感想も固まりやすい。
このマンガの様に、主人公はずっと暖かく優しく、日常を中心に描かれると、他の出来事の様に思ったり知らなければいけない話とかではなく、もっと身近なことだったんだと突きつけられます。
それぞれの感想が生まれるんだと思います。
最後に子供が出て来ます。あの子を見てなんとなくこのお話はかなり運が良い方で、優しく強い人達の話を読んでいたんだと思いました。
凄惨な出来事は確実に起こっているのに、すずさんの存在に救われる様な本でした。
当時の日本はやはり自由が無かったんだなあと思いました。すずさんも結婚等決められたことに沿って生きていくのですが、その人柄で周りを朗らかにし、みんなと仲良くやっていきます。
この作品の新しいところは視点がずっとすずさんの普段の生活中心で、暖かくアットホームな雰囲気を保ったまま進んで行き、いつのまにか静かに戦争に巻き込まれます。
あくまで戦争は日常の一部といった感じ。
だからこそとてもこわい。今までの戦争ものの様に、恐怖や悲惨さなどの教えを一方的に与えられれば、気持ちや感想も固まりやすい。
このマンガの様に、主人公はずっと暖かく優しく、日常を中心に描かれると、他の出来事の様に思ったり知らなければいけない話とかではなく、もっと身近なことだったんだと突きつけられます。
それぞれの感想が生まれるんだと思います。
最後に子供が出て来ます。あの子を見てなんとなくこのお話はかなり運が良い方で、優しく強い人達の話を読んでいたんだと思いました。
凄惨な出来事は確実に起こっているのに、すずさんの存在に救われる様な本でした。

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rc さん
(女性/60代~) 総レビュー数:39件