文学の香りと、感動と、優しさと、ほっこり





秀さんの作品はまだ3作品しか読んでないけど、その中で1番良かった。
文学の香りと、感動と、優しさと、ほっこりが味わえます。
全般を通して、セリフのない表情とか間とか、そういうのがすごくいいです。
頭はいいのにボンボンで、三崎が好きなのに素直になれない明治。
貧乏はもちろん、ちょっとのことじゃ動じない芯の据わってる三崎。
二人とも、ある瞬間をきっかけに意識が変わって行動も変わるのですが、その流れがいいです。
タイトルやサンプルからは想像しない展開をします。
理事長のおじいちゃんがキーパーソン。
同性同士の恋なんて表にできなかった昭和初期のおじいちゃん。
三崎を相手の回想ターンが泣けます。
エロは全くありません。
ストーリー重視の方にオススメです。
総180ページ。

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tata さん
(女性/-) 総レビュー数:20件
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nobuo さん
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runru さん
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ハオン さん
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Turquoise_20 さん
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