In These Words
」のレビュー

In These Words

Guilt|Pleasure

独特の世界観

2017年8月19日
時間軸が過去や現在に移り変わったりしながら物語が進んでいきます。無駄を削ぎ落とされた背景に張り巡らされた伏線、その中で猟奇殺人犯と精神科医、警察のやりとりや心情が加わり、静止画であるにもかかわらず、匂いや空気感がリアルに感じとられる作品です。
中でも、セリフがなく眼だけでものいうようなシーンや意味深なカット割り、登場人物の醸し出す色気はまるでその場に自分がいるかのように感じられ、他の作品と一線を画すのはこのような点であるかと思われます。
BL要素も勿論盛り込まれていて、そのシーンはまるで自分が覗いてしまっているかのような感覚になりました。画力が素晴らしく高いので、イケメンの絡み、眼福です!!
総じて動画に限りなく近い、静止画であると思います。


静かな場所でゆっくりと作品に入り込める時に読まれて見てくださいね
映画でもこのような撮り方を好む監督の作品が好きな方は、楽しめる作品であると思います
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!