きっとどうしても





2017年10月5日
触れたくなかったのは、相手の心なんじゃないだろうか?触れてしまったら、もう引き返せないくらいの何かを見てしまうだろうから。
強引だけど不器用な優しさをかけてくれる外川さんと、傷つく事が怖くてたまらなくなってしまった嶋君の心のキズを舐め合うような大人の恋。互いに悲惨な過去を持つからこそ、惹かれ合う何かがそこにあったのだろうか。
ただ甘え合うだけの馴れ合いの関係ではなく、人間一人を互いに支えて生きようとした結果が、2人一緒に居る事だったとして果たしてその先にあるものは一体何なのだろう?
多分、嶋君はそこに行き着いちゃって拒んで逃げたんだと思う。逆に外川さんはその先にある2人一緒の未来に暖かな何かを見て、憧れたんだと思う。
すれ違いながら互いに互いの埋まらない部分を何とか埋めようともがく2人の不器用な愛のかたち。
「自分は相手にとって要らない存在だったのか?」ずっと抱き続けていた疑問。2人を繋いだのは、多分、これ。
最後、ハピエンだったけど、何だかちょっとこれで良かったのかどうだったのか…嶋君はのめり込むタイプだよなぁ、きっと外川さんにすべてを捧げて預けきっちゃうタイプだと思うのよね…外川さんは掴みどころのない飄々としたタイプだし。あー…でも、外川さんも情にもろいというか深いというかいつの間にか情にがんじがらめにされてるタイプだよねぇ?意外と上手く行くか??
ストーリーは、切ないというよりちょっと心が痛い感じの、ナイーブな部分をチクチクやられる感覚の話。
シリアスなリアルな感覚もある。
これは大人な感情の話ですよね。重い。現実感がものすごい。
ただの幸せなハピエンではないんですよ、哀しすぎな2人の心の終着点なんですよ。
強引だけど不器用な優しさをかけてくれる外川さんと、傷つく事が怖くてたまらなくなってしまった嶋君の心のキズを舐め合うような大人の恋。互いに悲惨な過去を持つからこそ、惹かれ合う何かがそこにあったのだろうか。
ただ甘え合うだけの馴れ合いの関係ではなく、人間一人を互いに支えて生きようとした結果が、2人一緒に居る事だったとして果たしてその先にあるものは一体何なのだろう?
多分、嶋君はそこに行き着いちゃって拒んで逃げたんだと思う。逆に外川さんはその先にある2人一緒の未来に暖かな何かを見て、憧れたんだと思う。
すれ違いながら互いに互いの埋まらない部分を何とか埋めようともがく2人の不器用な愛のかたち。
「自分は相手にとって要らない存在だったのか?」ずっと抱き続けていた疑問。2人を繋いだのは、多分、これ。
最後、ハピエンだったけど、何だかちょっとこれで良かったのかどうだったのか…嶋君はのめり込むタイプだよなぁ、きっと外川さんにすべてを捧げて預けきっちゃうタイプだと思うのよね…外川さんは掴みどころのない飄々としたタイプだし。あー…でも、外川さんも情にもろいというか深いというかいつの間にか情にがんじがらめにされてるタイプだよねぇ?意外と上手く行くか??
ストーリーは、切ないというよりちょっと心が痛い感じの、ナイーブな部分をチクチクやられる感覚の話。
シリアスなリアルな感覚もある。
これは大人な感情の話ですよね。重い。現実感がものすごい。
ただの幸せなハピエンではないんですよ、哀しすぎな2人の心の終着点なんですよ。

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shikimi さん
(女性/50代) 総レビュー数:429件
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バルちゃん さん
(女性/40代) 総レビュー数:193件