後日談とか読みたいな





耽美な要素がどことなく溶け込んでるところも。
それでいて現代的。
久しぶりにお気に入りの本に出会えた気持ち。紙で買えばよかったな〜。
きっと人間ならあり得るような感情を描いてるからこんなに愛着が湧くんだろうなと思ったり。
度々心を揺り動かされます。
たとえ呪われていたとしても、生きてるんだから幸せを望んでもいいんです。それでも真っ当な感覚持ってるから罪悪感に殺されそうにもなる。
だけど、とっくに果たすべき義理を果たしたと思うから、いつか、自分たちの幸せを許せる日がきたらいいなって思います。
私はそもそも心から愛せる人に出会えてないから、単純にそう思うのかもしれませんが。
だけどやっぱりこの二人は喜びとか幸せからかけはなれた人生送ってきて、頑張ってきたんだから、誰かのための人生ではなく、ようやく自分の人生を始めることができて本当に良かったって思う。
ヒロインは妹のために、彼は家のために、自分を殺してきたんだから。
まだ幸せの掴み方が不器用な二人が仲睦まじく、少しずつ、前に進んでくのをもっと見ていたかったな。

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