a Iさん

意味の分からない駆け引きや他のことに手が付けられない程グダグダと悩む姿などが苦手で恋愛作品は滅多に読まないのですが、この作品は2人の純粋な心やひた向きな姿勢、真面目な所に好感が持てて、とても楽しく読めました。

この作品を手に取ったきっかけは、倫理の知識を少しでも増やせるかなと思ったからです。しかし実際に読んでみると、倫理の知識がふんだんに詰め込まれていたり、詳しく解説されていたりするのではなく、人の倫理観を養うための作品でした。当初の予想とは異なりましたが、この作品を読み、自分の倫理観を見つめ直す機会を貰えました。今はそういう目的で読まさせていただいています。笑えるとか楽しいとかの面白いではなく、興味深いという意味で面白いです。

アニメを見て気になり、漫画を読みましたが、アニメでは詳しく説明されていない用語の解説やおまけなどもあり、アニメも面白いですが、漫画の面白さもあると思います。
ただ、ストーリーや画に関しては賛否あるかと思います。自分個人の意見としては、様々な要素を十分に活かし切れていないためにストーリーが薄いと感じました。キャラクターやストーリー考察が好きな人は面白く感じないかもです。
また画に関しては、呪いがテーマのこの作品に適した画ですが、電子だと目が疲れ読みづらいように思います。そのため、もし購入を検討されるようでしたら、紙媒体をお勧めします。(電子コミックサイトでこんな事書いてすみません。)

もともとドラマから知ったのですが、どのお話も読み応えがあります。考えさせられたり、感動したりと様々ですが、必ず命の尊さを感じます。

初めてこの作者さんの作品を読ませていただいたのですが、画が可愛くて、音無さんのマネージャーや周りの方々も表情豊かでとても可愛かったです。ストーリーもしっかり描かれていて、読み応えがありました。この作者さんの他の作品も読んでみたいです。

映画の方を先に観て、原作が気になり購入しました。映画のときから思っていたのですが、心情の変化にとてもリアリティがあり、同性間や異性間ということが関係ないと思えるくらい1つの恋愛作品としてとても楽しめました。

キャラ一人一人の心情の変化、動きがとてもリアルで、引き込まれました。